ヘルペスと水疱瘡の違いは発生箇所とその頻度@違いを見分ける簡単な方法

ヘルペスと水疱瘡の違いは発生箇所とその頻度@違いを見分ける簡単な方法

ヘルペスと水疱瘡は症状の出方などが似ているため、たびたび混同されてしまいます。しかしこの2つの病気は全く違うものです。今回は、ヘルペスと水疱瘡の違いと見分け方をご紹介します。

 

ヘルペスと水疱瘡の違い

 

ヘルペスと水疱瘡は、原因となる菌と発生頻度が異なります。まずヘルペスはヘルペスウイルスにより引き起こされます。ヘルペスウイルスはいくつか種類があり、人間が発症するものはこのうち8種類です。ヘルペスは種類によって発症個所が異なります。水疱瘡とよく間違えられるのが口唇ヘルペスです。ヘルペスは一度感染すると神経内の奥深くに潜み、体力や免疫力の低下により発症します。感染したウイルスを排除することは難しく、発症しないためには毎日の生活や食生活の見直し、改善が必要となります。

 

水疱瘡は水疱瘡状疱疹ウイルスにより引き起こされます。発症するのは初めて水疱瘡疱疹ウイルスに感染した方がほとんどですが、20〜30%の方は再発すると言われています。ヘルペスと同じく一度感染すると、神経内の奥深くに潜んでしまうためです。再発の原因は主に加齢で、大人になってから発症するというケースが多く見られます。近年では成人の水疱瘡に対する抗体保有率が低下しているため、昔より多くこのケースが見られるようになりました。

 

発生頻度はヘルペスの方が多く、体力や免疫力の低下が起こるとすぐに再発してしまいます。一方で水疱瘡は、感染してから発生するのは基本的に一度とされています。水疱瘡が再発すると帯状疱疹として発症し、専門的な治療が必要となります。

 

簡単な見分け方

 

ヘルペスと水疱瘡の違いは、肌に出る症状で見分けることができます。ヘルペスはウイルスの種類により発症個所が異なりますが、水疱瘡と間違えられることの多い口唇ヘルペスの場合、まず赤い腫れができます。腫れができるとき、ちくちくとした痛みやかゆみといった違和感が強く出ます。水疱瘡の場合、まず最初に熱が出ます。発熱後、全身に赤い発疹が起こります。これが水疱に変わることで水疱瘡となります。

 

ヘルペスはごく一部に症状が出るもので、ウイルスによって発症個所が異なるものです。一方水疱瘡は全身にできるもので、肌であればどこでも起こる可能性がある病気です。ヘルペスでも高熱が出ることがありますが、これは稀なケースです。幼児のヘルペスの重篤化や大人になってから初めてヘルペスウイルスに感染した方が高熱の症状を出すことがあります。